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漢方薬局 桃仁

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漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ 2023年9月

大人の気管支喘息


①気管支喘息とは

②気管支喘息の治療

③ステロイド薬が怖い?方へのお知らせ

④最後に

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気管支喘息とは何でしょうか?

気管支喘息は気道の慢性の炎症です。

急性の気管支炎などのウィルスや細菌で起きる一時的な炎症とは違います。

気管支炎などは、細菌によって起きたりしますが、抗菌剤の使用で、回復します。

しかし、気管支喘息は慢性の炎症ですので、放っておいても症状は改善しません。

一時的に改善したとしても、それは根本的に治った事ではありません。

気道の閉塞が改善したことで、楽になっている状態と考えられます。

気管支喘息とは、気道の慢性炎症、可逆的な気道の閉塞、気道過敏性を特徴とします。

喘息があると、息切れを起こしたり、咳が続いたり、痰が出たり、

また気道が鳴る(ゼイゼイ、ヒューヒュー)喘鳴などが起こります。

②気管支喘息の治療

抗炎症薬で気道の炎症を抑え、気管支拡張薬で症状を改善させる治療が基本です。

特に重要なのが、喘息の第一選択薬となる吸入ステロイド薬(ICS)です。

吸入ステロイド薬は、気道の炎症を抑え、痰などの粘液分泌を抑え、また

気道の過敏性も抑えます。

吸入ステロイド薬は症状をコントロールする、コントローラーであり、

気管支喘息の治療において、重要な長期管理薬となります。

また気管支拡張薬として、β刺激薬があります。

β刺激薬には、長期管理薬として、吸入ステロイド薬と併用して使用される

LABA(長時間作用性β刺激薬)、そして発作時に使用されるSABA(短時間作用性β刺激薬)があります。

その他にも、テオフィリン製剤、抗コリン薬、生物学的製剤などもありますが、

中心は吸入ステロイド薬と吸入β刺激薬となります。

③ステロイド薬が怖い?方へ・・・

ステロイド薬は副作用が怖いので使用したくないと感じていらっしゃる方は多いです。

もちろん、間違った使用方法で副作用を起こすことは避けたいですよね。

しかし、気管支喘息治療におけるステロイド薬は吸入ステロイド薬です。

症状が重篤なときは、ステロイド薬の内服もありますが、喘息をコントロールし

管理していくステロイド薬は吸入薬ですので、内服薬と比べて、全身性の副作用は

はるかに少ないのです。

吸入薬はほとんど気管支に作用し、移行しても肺ですが、肺から肝臓に入り不活性化

されます。

吸入ステロイド薬の主な副作用としてあげられるのは、嗄声(声がれ)

口腔、咽頭カンジダ症、咽頭刺激による咳などの局所的副作用であり、

吸入後、しっかりうがいを行えば、極度に副作用を心配しなくても大丈夫です。

全身性の副作用に関しては、通常量の使用であれば、問題はありません。

そして、大切なことは吸入薬がしっかり気管に到達するように正しい吸入方法を

行うことです。

④最後に

治療によって、気管支喘息をコントロールし、喘息発作を抑え、たとえ発作が起きても

重症化しないようにしていくことが大切です。

気管支喘息によって、一時的に気道の閉塞が起きますが、それは元に戻るものです。

しかし、治療を怠っていると、気道の炎症が続き、気道の構造が変化(リモデリング)し、

気道の閉塞が戻らなくなってしまいます。

気管支喘息の治療はリモデリングを起こさないようにすることにもあります。

よって、症状が安定していても、医師の指示通り治療を続ける必要性があります。

ひどい喘息症状が起こると、夜、横になって眠れない、呼吸困難など、心不全と似たような症状が

起こります。

それは夜間や、早朝時に悪化することが多いです。

呼吸困難が起これば、場合によっては救急受診となります。

そのようなことが起こらないように、日々、しっかりと治療を続けていきたいですね。







糖尿病と腸内細菌

今朝のNHKニュースから、ホットな話題をお話しします。

インスリンの働きに腸内細菌の一種が関与

理化学研究所、東京大学などのグループが科学雑誌[ネイチャー]で発表

アリスティペス属などの腸内細菌が多い人は、ほかの種類の腸内細菌が多い人に比べ、インスリンの働きが

良いことが分かる

アリスティペス属などの腸内細菌は糖類を活発に消費することで、インスリンが働きやすい体内環境を

作り出しているとみられる

という、研究グループの報告を紹介していいました。

今回はアリスティペス属などの腸内細菌という報告ですが、腸内細菌の働きが、糖尿を改善していることは

以前から知られていました。

腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸の働きが、糖尿の改善や、前回ブログであげましたが、

ダイエットにも功を奏しているのです。

食物繊維や、発酵食品などから、腸内細菌が短鎖脂肪酸を作り出しますが、その短鎖脂肪酸が

腸管ホルモンの分泌を促しているのです。

食事をとることで、消化管から分泌されインスリン分泌を促す消化管ホルモンを、総称して、

インクレチンと呼びます。

そして、その働きを利用し、現在、インクレチン製剤は、糖尿病薬として使われています。

インクレチン製剤には、GLP1作動薬、DPP4阻害薬があります。

GLP1は、血糖値の急上昇を抑え、食欲を抑え、インスリンの分泌により、血糖値を下げます。

DPP4阻害薬は、GLP1を分解するDPP4の働きを抑え、GLP1の血中濃度を高めて、

インスリンの分泌を増強する薬です。

現在、糖尿病薬として処方されることの多いこれらの薬ですが、この消化管ホルモン、インクレチンの促進に

腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸とブドウ糖が必要であることが分かっています。

薬を服用しなくても(糖尿病で治療をしている方は別ですが)身体の中に、

血糖値を下げ、糖の吸収を緩やかにし、食欲を抑える働きが備わっているのです。

それには腸内細菌が関与しているのです。

血糖値が気になって来た方や、血糖のコントロールをしていらっしゃる方、

腸内環境を整える事を始めてみませんか?

暴飲暴食を避け、食物繊維や発酵食品を取り入れた食生活が、身体を変えます。

桃仁では、腸内環境を整えて、健康な身体作りを、サポートいたします。



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