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漢方薬局 桃仁

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漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ

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薬物乱用性頭痛


立春も過ぎ、暦の上では春ですね。

まだ寒い日もあるでしょうけれど、少しずつ春が巡ってきているのを感じるこの頃です。

東洋医学では、春は五臓六腑の肝の気が盛んになって来ると考えます。

イライラしたり、頭痛、めまい、目の不調など上半身に症状が出やすい時期です。

今回はその中の頭痛についてちょっとお話しします。

頭痛と言っても、片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛など、それ以外にも

疾患によるものなど様々あります。

頭痛がひどい方や、疾患による頭痛などでは、医療機関を受診なさっていると思いますが

しかし、どうにか我慢できる頭痛なら、市販薬で済ませようとなさっている方も

多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そうなると、ドラッグストアなどで頭痛薬を購入し対処している。

そして、いつのまにか薬の服用も増えてきている。

月に10回以上、週に3回以上、頭痛薬の服用、月の半分は頭痛で悩まされている。

頭痛薬を定期的に3か月以上服用している。

そんな事になってはいないでしょうか?

大事な用事があるから、頭痛が起こると困るから事前に飲んでおこう、

友達と会う時に頭痛なんて言ってられないから飲んでおこう、

ついつい頭痛時だけではなく、予防的に服用したり、そんな事していませんか?

頭痛薬を常用するようになると痛みの閾値が下がり、痛みに過敏になり

薬の量が増えていく、そして頭痛薬も効きが悪くなりさらに量を増やしてしまう

それは薬物乱用性頭痛です。薬の服用しすぎが頭痛を悪化させているのです。

どの頭痛薬でも起こる可能性はありますが、複数の成分を含有している頭痛薬、

カフェインが入っている頭痛薬などで起こる可能性が高いです。

では、どうすれば良いの?そう思いますよね。

先ず、薬物乱用性頭痛であれば、それを起こしている薬を中止することが必要です。

ただし、急に服用を中断する事によって起こる離脱症状を防ぐために、

他の薬に変更したり、量を減らしていきながら中止にしていくなど方法が

ありますので、そんな時は、頭痛専門のクリニックなどの受診をお勧めします。

               ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

あなたのその頭痛、もしかして、薬物乱用性頭痛ではありませんか?



 


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秋の体調不良

暑い夏が過ぎ、過ごしやすい季節となりました。

でもこの時期、秋バテ、また秋うつなどの症状を感じていませんか?

秋バテは、日中と朝夕の気温差や気圧の影響、そして夏の疲れなど、自律神経の乱れから

起きます。

自律神経の乱れは様々な症状を引き起こします。

たとえば、倦怠感、疲労感、意欲低下、食欲不振、めまい、頭痛、不眠など様々・・・

活動的な夏とは異なり、秋はゆっくりと過ごすようにしましょう。

夜は早く寝て、朝は早く起きるようにすると良いですね。

そして、寒暖差がありますので、身体を冷やさないように心がけることが大切

バスタブに好きな香りのアロマオイルや入浴剤などを入れて、ゆっくりお風呂に入りましょう。

夏はシャワーで済ますことが多かった方も、お湯につかりましょう。

そして、もうひとつ秋うつ

秋になると気持ちが落ち込むというのは、良くあることですが

何故そうなるのでしょうか?

それには、日照時間も関係しています。日照時間が短くなると、神経伝達物質である

セロトニンが不足してきます。

セロトニンは幸せホルモンともよく言われますが、セロトニンが不足することにより

不安やうつ症状などが出てきます。

そして、秋うつは、過眠傾向、過食傾向が見られます。

セロトニンの量を正常にするには、日を浴びることが大切です。特に朝日を浴びましょう。

起きてから、2時間以内に朝日を浴びるとことで、セロトニンの分泌が増えます。

それだけでなく、体内時計のリズムを司っているメラトニンの分泌も調整されます。

メラトニンの分泌が調整されることで、不眠の改善にもつながります。

素敵な秋を過ごすためにも、早寝、早起き、朝日を浴びる習慣を!

そして、季節に沿った食事(旬のものを摂りましょう)と、無理せずに続けられる運動習慣が

あると良いですね。

※ 症状が改善しないときは、漢方薬局桃仁にご相談ください。

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大人の気管支喘息


①気管支喘息とは

②気管支喘息の治療

③ステロイド薬が怖い?方へのお知らせ

④最後に

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気管支喘息とは何でしょうか?

気管支喘息は気道の慢性の炎症です。

急性の気管支炎などのウィルスや細菌で起きる一時的な炎症とは違います。

気管支炎などは、細菌によって起きたりしますが、抗菌剤の使用で、回復します。

しかし、気管支喘息は慢性の炎症ですので、放っておいても症状は改善しません。

一時的に改善したとしても、それは根本的に治った事ではありません。

気道の閉塞が改善したことで、楽になっている状態と考えられます。

気管支喘息とは、気道の慢性炎症、可逆的な気道の閉塞、気道過敏性を特徴とします。

喘息があると、息切れを起こしたり、咳が続いたり、痰が出たり、

また気道が鳴る(ゼイゼイ、ヒューヒュー)喘鳴などが起こります。

②気管支喘息の治療

抗炎症薬で気道の炎症を抑え、気管支拡張薬で症状を改善させる治療が基本です。

特に重要なのが、喘息の第一選択薬となる吸入ステロイド薬(ICS)です。

吸入ステロイド薬は、気道の炎症を抑え、痰などの粘液分泌を抑え、また

気道の過敏性も抑えます。

吸入ステロイド薬は症状をコントロールする、コントローラーであり、

気管支喘息の治療において、重要な長期管理薬となります。

また気管支拡張薬として、β刺激薬があります。

β刺激薬には、長期管理薬として、吸入ステロイド薬と併用して使用される

LABA(長時間作用性β刺激薬)、そして発作時に使用されるSABA(短時間作用性β刺激薬)があります。

その他にも、テオフィリン製剤、抗コリン薬、生物学的製剤などもありますが、

中心は吸入ステロイド薬と吸入β刺激薬となります。

③ステロイド薬が怖い?方へ・・・

ステロイド薬は副作用が怖いので使用したくないと感じていらっしゃる方は多いです。

もちろん、間違った使用方法で副作用を起こすことは避けたいですよね。

しかし、気管支喘息治療におけるステロイド薬は吸入ステロイド薬です。

症状が重篤なときは、ステロイド薬の内服もありますが、喘息をコントロールし

管理していくステロイド薬は吸入薬ですので、内服薬と比べて、全身性の副作用は

はるかに少ないのです。

吸入薬はほとんど気管支に作用し、移行しても肺ですが、肺から肝臓に入り不活性化

されます。

吸入ステロイド薬の主な副作用としてあげられるのは、嗄声(声がれ)

口腔、咽頭カンジダ症、咽頭刺激による咳などの局所的副作用であり、

吸入後、しっかりうがいを行えば、極度に副作用を心配しなくても大丈夫です。

全身性の副作用に関しては、通常量の使用であれば、問題はありません。

そして、大切なことは吸入薬がしっかり気管に到達するように正しい吸入方法を

行うことです。

④最後に

治療によって、気管支喘息をコントロールし、喘息発作を抑え、たとえ発作が起きても

重症化しないようにしていくことが大切です。

気管支喘息によって、一時的に気道の閉塞が起きますが、それは元に戻るものです。

しかし、治療を怠っていると、気道の炎症が続き、気道の構造が変化(リモデリング)し、

気道の閉塞が戻らなくなってしまいます。

気管支喘息の治療はリモデリングを起こさないようにすることにもあります。

よって、症状が安定していても、医師の指示通り治療を続ける必要性があります。

ひどい喘息症状が起こると、夜、横になって眠れない、呼吸困難など、心不全と似たような症状が

起こります。

それは夜間や、早朝時に悪化することが多いです。

呼吸困難が起これば、場合によっては救急受診となります。

そのようなことが起こらないように、日々、しっかりと治療を続けていきたいですね。







糖尿病と腸内細菌

今朝のNHKニュースから、ホットな話題をお話しします。

インスリンの働きに腸内細菌の一種が関与

理化学研究所、東京大学などのグループが科学雑誌[ネイチャー]で発表

アリスティペス属などの腸内細菌が多い人は、ほかの種類の腸内細菌が多い人に比べ、インスリンの働きが

良いことが分かる

アリスティペス属などの腸内細菌は糖類を活発に消費することで、インスリンが働きやすい体内環境を

作り出しているとみられる

という、研究グループの報告を紹介していいました。

今回はアリスティペス属などの腸内細菌という報告ですが、腸内細菌の働きが、糖尿を改善していることは

以前から知られていました。

腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸の働きが、糖尿の改善や、前回ブログであげましたが、

ダイエットにも功を奏しているのです。

食物繊維や、発酵食品などから、腸内細菌が短鎖脂肪酸を作り出しますが、その短鎖脂肪酸が

腸管ホルモンの分泌を促しているのです。

食事をとることで、消化管から分泌されインスリン分泌を促す消化管ホルモンを、総称して、

インクレチンと呼びます。

そして、その働きを利用し、現在、インクレチン製剤は、糖尿病薬として使われています。

インクレチン製剤には、GLP1作動薬、DPP4阻害薬があります。

GLP1は、血糖値の急上昇を抑え、食欲を抑え、インスリンの分泌により、血糖値を下げます。

DPP4阻害薬は、GLP1を分解するDPP4の働きを抑え、GLP1の血中濃度を高めて、

インスリンの分泌を増強する薬です。

現在、糖尿病薬として処方されることの多いこれらの薬ですが、この消化管ホルモン、インクレチンの促進に

腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸とブドウ糖が必要であることが分かっています。

薬を服用しなくても(糖尿病で治療をしている方は別ですが)身体の中に、

血糖値を下げ、糖の吸収を緩やかにし、食欲を抑える働きが備わっているのです。

それには腸内細菌が関与しているのです。

血糖値が気になって来た方や、血糖のコントロールをしていらっしゃる方、

腸内環境を整える事を始めてみませんか?

暴飲暴食を避け、食物繊維や発酵食品を取り入れた食生活が、身体を変えます。

桃仁では、腸内環境を整えて、健康な身体作りを、サポートいたします。



腸活で安心、安全な健康ダイエット

見出し
1:最近話題のGLP-1ダイエット⁉️
2:腸活ダイエットをお勧め
3:デブ菌、ヤセ菌の働き
4:短鎖脂肪酸とGlp-1
5:まとめ

1:最近話題のGLP-1ダイエット

ダイエット・・・気になることありますよね。

最近、医療ダイエットの宣伝を見かけることがあります。

薬を服用するだけで、楽にダイエットと謳っているようですが・・・

2型糖尿病の方に処方される薬が、現在、ダイエットを目的に、保険適用外、自由診療で出回っている

ようです。(それには、薬剤師として驚きました。)

それは、GLP-1作動薬を使って、ダイエットを行うものです。

GLP-1作動薬は、消化管ホルモンの働きで、血糖を下げ、本来は、2型糖尿病に使用されます。

その薬が食欲を抑えたり、糖の吸収を緩やかにしたり、インスリンの分泌を促す

ことで、ダイエットに効果があると使われているのです。

楽にダイエットをしたい気持ちも、わからなくはありませんが、それによって思わぬ副作用に

悩まされる事例も発生しているようです。

2:腸活ダイエットをお勧め

そこで…安心安全、健康に導く、お勧めのダイエットがあります。

それが腸活ダイエット、つまり腸を整えることで、太りにくい身体作りを目指します。

ダイエットのみならず、健康にもなれる、そんなダイエットはいかがですか?

3:デブ菌、ヤセ菌の働き

腸内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が棲息しています。

そして、腸内の善玉菌、悪玉菌、日和見菌は、2:1:7のバランスが良いと言われます。

しかし、ストレスや、食習慣、加齢などで、そのバランスが崩れてしまうことは多くあります。

善玉菌、悪玉菌はなんとなくわかるけど、日和見菌って何?と思われるかもしれませんが

日和見菌は、腸内では1番多く、善玉菌が優勢になればそちらに加勢して働き、

悪玉菌が優勢になれば、悪玉菌に加勢して働きます。

日和見菌は、フィルミクテス門、バクテロイデス門に分けられますが

デブ菌はフィルミクテス門に多く属し、ヤセ菌はバクテロイデス門に多く属します。

フィルミクテス門は脂肪や糖を溜め込む性質を持っています。

過剰に吸収されたエネルギーは、消費されず、脂肪となり、脂肪細胞に蓄えられます。

フィルミクテス門が多いと、太りやすい体質になってしまいます。

だからフィルミクテス門は、デブ菌と言われるのですね。

そして、もうひとつの日和見菌、バクテロイデス門は食べ物を分解して

エネルギーに変換する働きが強く、痩せやすい体質に導く働きをしています。

ヤセ菌と言われる所以です。

さらに、ヤセ菌は、食物繊維やオリゴ糖を分解して、短鎖脂肪酸を作ります。

4:短鎖脂肪酸とGLP-1

短鎖脂肪酸は、腸内細菌によって、作られます。

その短鎖脂肪酸の働きのひとつに、肥満の予防、改善があります。

それは、短鎖脂肪酸が、脂肪細胞に働きかけ、脂肪の吸収をブロックする作用があるからです。

それと同時に骨格筋に作用して、脂肪を燃焼させる働きも持っています。

また、短鎖脂肪酸は、痩せるホルモンと言われるGLP-1の分泌を促します。

GLP-1は、GLP-1ダイエットで冒頭にお話ししましたね。

5:まとめ

腸を整える事が、つまりはダイエットにもつながります。

そして、ダイエットのみならず、体調も良くなります。

これが、安心、安全で健康なダイエットの所以です。

ダイエットの方法は様々あるでしょうが(無謀な自己流も含め)、急激で無茶なダイエットは

身体を壊すことにもなりかねません。

食生活を改善し、健康で太りにくい身体づくりをしませんか?

※ 腸活ダイエットに関しては、桃仁では、ファスティングアドバイザーがおりますので

ご相談ください。









腸活で安心、安全な健康ダイエットの続きを読む

甲状腺について

甲状腺の異常が様々な症状を引き起こす原因になっていることがあります。
今回は甲状腺について、簡単にお話をしたいと思います。

見出し
①甲状腺とは?
②甲状腺の病気
③その症状、甲状腺が関係していませんか?
④甲状腺の検査
⑤補足

①甲状腺とは?
甲状腺は甲状軟骨(のどぼとけ)にある蝶が羽を広げたように見える内分泌腺です。
つばを飲み込んだ時に動く部分が甲状腺です。

甲状腺は甲状腺ホルモンを産生し、貯蔵し、放出するという働きを担っています。
甲状腺から分泌されるホルモンは、サイロキシンとカルシトニンがあります。
サイロキシンはアミノ酸にヨードが結合したものです。
サイロキシンの作用は、多々ありますが、その基本は新陳代謝の亢進です。
甲状腺ホルモンの作用
全身  ;基礎代謝量上昇、熱産生
脳   ;脳の正常な発達を促進
心臓  ;心拍数増加、収縮力増強
骨格筋 ;タンパク質の異化(代謝によってエネルギーを作る)
肝臓  ;コレステロールの低下、中性脂肪の低下
腸管  ;糖の吸収を促進
脂肪組織;脂肪分解促進
骨   ;成長ホルモンと共に骨格の正常な発達を促進

※カルシトニン 骨新生作用

②甲状腺の病気
★バセドウ病   ;甲状腺の機能亢進
 症状      ; 疲れやすい、動悸、頻脈、心房細動、手足の震え、体重減少、甲状腺の腫れ、
          コレステロール値が下がる、汗をかきやすい、暑がり、イライラ、早口、
          軟便、下痢、筋力低下、食欲亢進、上眼瞼後退、眼球突出など

★橋本病     ;甲状腺の機能低下
 症状      ;疲れやすい、気力低下、寒がり、皮膚の乾燥、徐脈、体重増加、低体温、
          無気力、うつ状態、物忘れ、便秘がち、甲状腺の腫れ、コレステロール値の上昇
          筋力低下など

バセドウ病、橋本病は良く知られていますが、それ以外にも甲状腺の病気があります。
参考に
★粘液水腫    ;橋本病が進行し著しく甲状腺ホルモンの値が低下した状態、まれな病気ではあるが
          命にもかかわる。
★無痛性甲状腺炎 ;甲状腺ホルモンの値が乱れ高くなった後に低くなり、やがて正常値に戻る。
          破壊性甲状腺炎が原因、橋本病に合併したり、出産時にも起こりやすい。
          甲状腺の産生には問題がないが、貯蔵に問題があり、治療をしなくても
          数か月後にはホルモン値が戻る。
★亜急性甲状腺炎 ;甲状腺のウィルス感染、痛みは伴うが治る。これも、破壊性甲状腺炎の一種。
          痛みがひどいときは、副腎皮質ステロイドなどが治療に使われたりする。
★妊娠性一過性甲状腺機能亢進症;妊娠初期に胎児がまだ甲状腺ホルモンが作れない時期、妊娠
          7~15週にかけて、母体の甲状腺機能が亢進する。
          その後は胎児が甲状腺を作れるようになれば、元に戻る。

その他にも、線腫様甲状腺腫、自律性機能性甲状腺結節、甲状腺乳頭がんなどがあります。

③その症状、甲状腺が関係していませんか?
様々な疾患の原因が、実は甲状腺が関係していたということが、多々あります。
例えば、イライラやドキドキなどがあり、更年期症状と思っていたら、甲状腺機能亢進症だったり。
また、やる気がなく、疲れやすく、気持ちも沈み、うつ状態なのかもしれないと思っていたのが
甲状腺機能低下症だったり。
意欲も元気もなく、年齢的にも認知症なのだと思っていたら、これも甲状腺機能低下が関係してたりなど
そのようなことがあります。

以前勤めていた調剤薬局でも、気持ちがイライラ、落ち着かず心療内科にかかられていた方が、甲状腺機能亢進症があったり、またうつ症状が中々改善しない方に甲状腺機能低下がないか、検査をしてみるのも
良いのではないかとアドバイスをしたりしていました。
また、60代始めで、認知症が疑われ、ご主人が落胆されていた方にも、もしかしたら甲状腺機能低下がないか、検査をしてみるようアドバイスをさせて頂いたりしていました。

甲状腺機能低下症、亢進症は圧倒的に女性の方が多いですが、男性ももちろん甲状腺の機能異常が
見られることはあります。
これも以前、勤めていた調剤薬局での事ですが、お母様の薬を毎月受け取りにいらっしゃる男性が
いました。年は50代くらいだろうかと思っていましたが、ある時、お痩せになって、はつらつと薬局
に入ってこられました。
あまりの変わりように驚き、お痩せになりましたねと話すと、甲状腺機能低下が分かり、治療をするようになりましたと話していました。
以前は、少し顔もむくみ、ろれつが回っていないような話し方をする方でしたが、それもなくなり、10歳も20歳も若返ったように見えたものです。

④甲状腺の検査
問診、触診の後、血液検査で、甲状腺ホルモン作用を持つ遊離甲状腺ホルモン、FT3、FT4、及び
甲状腺刺激ホルモン TSHの値を調べます。
FT3,FT4が高く、TSHが低い→甲状腺機能亢進症→バセドウ病を疑う
FT3,FT4が低く、TSHが高い→甲状腺機能低下症→橋本病を疑う
この他、自己抗体や超音波検査などを基にして、ガイドラインに沿って診断されます。

⑤補足
日本は海に囲まれており、他国に比べ、海藻を多く摂る国民です。
海藻などに含まれるヨードは、甲状腺ホルモンを作る材料となります。、
ヨードは多すぎても少なすぎても、問題を起こすことがあります。
橋本病などの病気がある人は気を付けなければなりません。
また、バセドウ病では、ヨードを多く摂ることで、甲状腺ホルモン産生低下を利用した治療もあります。

※ヨードを多く摂ることで、甲状腺刺激ホルモンが、もういらないねと判断し、それにより甲状腺ホルモンが低下します、身体にはこのような微妙な調節機能があるのです。

うつ症状や更年期症状、そして、認知症状など、その陰に甲状腺の問題が隠れていることも、ままあります。気になることがある際は、一度、甲状腺を診てもらうのも必要ではないかと思います。



















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