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漢方薬局 桃仁

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栃木県下野市緑3-18-1

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漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ ペットの治療

犬の漢方相談を受けながら思うこと

世界各地を旅する気分で、各地のお茶を飲みブログを更新する9日目です。

今日は、ケニアを旅する気分を味わっています。

訪れる場所は、ナイロビから車で約4時間、アンボセリ国立公園。

お茶は、コクがありながらスッキリした印象のアフリカ産CTC紅茶、キリマンジェロ。

今日は、ランチと共にいただきました。

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お茶を味わいながら、アフリカの大地、サバンナに生きる動物たち、キリマンジェロの山

そんな空想の世界に浸っていました。

アフリカは、小さい頃からの憧れの土地ではあるけれど

決して汚してはいけない、足を踏み入れてはいけない そんな風に思っています。

動物繋がりで、今日はペットの漢方薬のことを書いてみます。
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今月は、犬の漢方相談のお電話が次々と入りました。

私が相談を受ける犬や猫は、高齢であったり、癌や、リンパ腫等、

余命短い犬や猫、重い病気の犬や猫が多いようです。

獣医さんにも、「もう長くは無い」と言われたり、

「高齢なのでもうやることはない」と言われた場合に

飼い主さん(私はご家族、パパ、ママと呼んでいますが)は、

少しでも何かしたいと相談に来られます。

寿命をぐーんと伸ばしたり、癌やリンパ腫などの病気を治すことはできなくても

弱っていく身体を支えたり、気血を巡らしたり、生命の火を少し強くすることはできます。

何匹ものワンちゃんネコちゃんの家族から、

もう一度一緒に散歩に行ったり、遊んだりして

最後に良い時間を過ごせた と言われることが多いのです。

東洋医学的に言えば、私は、補腎、補気、補血、活血などをする事が多いです。

動物薬を使ったり、ベースに究極の発酵飲料を使ったりします。
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この写真は、我が家の愛犬の亡くなる日の写真です。(この7時間後に天国に昇っていきました)

体調不良で動物病院に連れて行くと、脾臓に腫瘍があり、血管肉腫の可能性が大きく

その後、漢方治療も始めました。

この写真を見ても分かるように、目にも力があり、毛並みも良く

もう少しで14歳になるようには見えないと思います。

病気を治すことはできませんでしたが、亡くなる日まで一緒に散歩をし、

入院することも、オムツをつけることもなく静かに亡くなりました。

私は、これが漢方薬の力だと思っています。

この子が亡くなってもう8年経ちますが、私に犬の漢方の使い方を教えてくれた愛犬でした。









獣医さんにあと1週間の命と言われた猫の治療

ネコの漢方治療のはなしです。
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(元気だった頃の花八)


9月中旬に、北海道からネコの漢方相談がありました。

友人の猫です。友人は、野良猫を保護して、家族として可愛がっていました。

保護した時は、成猫だったのではっきりした年齢は分かりませんが、

友人の話では、12~13歳位だそうです。

友人の猫の病名はリンパ腫で、腎臓の値も悪く、

9月に獣医さんより、『あと1週間の命」と言われたそうです。

「せめて、今年いっぱい生きて欲しい。漢方薬を送って欲しい。」との連絡があり

9月23日より服用を始め、

9月26日のメールには、こう書いてありました。

花八(ネコの名前)は、一昨日まで、ご飯も食べないし、下痢が続いて、ほとんど動かず、
ベッド下に潜り込んでいました。が
●●●を1日3回飲ませはじめてから、ごはん(カリカリ)を少しだけど食べるようになり
動けるようになりました。
気分が良い時は、家の中をウロウロしています。
昨日は、カリカリをまた少し多めに食べていました。
どんどん痩せてしまって、もう天国は近いと覚悟していましたが、少し持ち直したようです。
それでも、大半は寝ていますが。

●●●のお陰か、今日は下痢も止まって、吐いてもおらず、奇跡!と思います。
動物病院の医者にも、匙を投げられてしまった感じ(もう十分頑張ったし・・・もう連れてきても仕方ない・・・)
でしたが、●●●で少し力が付けばいいなと思います。

漢方すごい!

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(●●●で動けるようになった花八)

その後も、家の中をウロウロ歩き、友人が朝起きてくると、「にゃぁ~」と言ってくれるようになったと

喜んでいました。

爪とぎをしたり、キャットタワーに上ったりもできるようになったそうです。

命をつないだ●●●の効果に、友人が驚き、こんなに良い物なら家族みんなで服用したいとまとめて注文も入りました。

「残り1週間の命と言われた花八を、最終コーナーかもしれないけど、

少しでもおだやかに過ごさせてやりたいです。」


とメールをもらってから、約3か月、結局一昨日 花八は旅立っていきましたが、

吐き気と下痢で、食事もできず動けなかったのが、

吐き気と下痢が止まり、カリカリも食べれるようになり、

友人ともう一度ゆっくりした時間を過ごせたことは やはり●●●が命を少しでも繋いだのだろうかと思います。

猫の約3か月は、人間の何年か分にあたるかもしれないと言われました。

昨日友人から来たメールです。

花八が昨日逝きました。
9月に絶不調になって、●●●を飲み始め、一時は小康状態を保っていましたが、
12月に入ってご飯を食べなくなり、●●●だけで、命をつないでいたようなもんです。
さすがに激やせで、昨日、力尽きました。
9月に死んでいたかもしれないのに、貴重な3か月をプレゼントしてもらい、
覚悟もできました。
●●●の力です。
本当にありがとうございました。


 (*メールの公開は、許可を得ています。)

今回、使った●●●は、友人の猫の命の炎を強くして延命させようと選びました。

漢方薬局には、獣医さんで「もうやることがない」と匙を投げられたような相談が多いです。

今までも、何匹も動けなくなった犬や高齢犬の相談を受け、漢方薬を使ってきました。

動けなかった犬が、もう一度散歩に行けるようになったり、

ペット霊園まで探し、このまま死んでしまうと覚悟した犬が生き返ったと喜ばれたこともあります。

ただ、私ができたことは、延命です。

命にかかわる病気を全快させたり、何年も延命することは難しいです。

半年ほど延命し、もう一度散歩をしたり、家族との時間を過ごしたりということはあります。

友人の 「貴重な3か月をプレゼントしてもらい、覚悟もできました。」

という言葉が、心に響きました。


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