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漢方薬局 桃仁

0285-40-5030

営業時間
11:00〜19:00
(電話相談は12:00〜)

定休日
日・月・祝日(盆・正月休み有)

〒329-0433
栃木県下野市緑3-18-1

JR宇都宮線 湘南新宿ライン 自治医大駅下車、東口より徒歩8分
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漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ 3ページ目

医は仁術と教えてくれた父のこと

世界各地を旅している気分で、各地のお茶を飲み、ブログを書いています。

今日は、台湾の台中、茶葉にお湯を足しながら、一煎目、二煎目、三煎目と 白桃烏龍茶を味わっています。

甘い桃の香りのするお茶をいただきながら、父のこと思い出して書いています。

茶器は、中国茶を楽しむ 桃の模様を選びました。
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桃は、桃仁の名前にもありますが、私が店名を桃仁にしたのは、父の想いを引き継いでいこうと思ったからです。

父は、患者さん思いの優しい医師でした。

もともと、病弱な父は、病の辛さも良くわかっていたのでしょう。

患者さんの病気だけを見るのではなく、その人を一人の人間としてみる医者でした。

私に良く語っていたことは、

「医者は大したことはできないんだよ。ただその患者さんが治ろうとする力に手を貸してあげるだけなんだよ。」

また、重病の患者さんを診察することが多かった父は、

「医者は、その人にとって人生で一番最後に出会う人になるかもしれない。だから、人格者でなくてはね・・・」と

私に教えてくれました。

父が亡くなった日、父が務めていた総合病院では、

患者さんたちが、「先生が帰ってきた。先生の足音が聞こえた。」とざわめいたそうです。

父は、革靴をキュッキュと鳴らして歩く癖がありました。

父が亡くなった朝、病院内には父の靴音が響いたのでしょうか?

父のお葬式の時も、ひとつのお寺には入れきれず、2か所のお寺で行われたのですが、

それでも、父を思い、手を合わせる人が、何処からか次々とやって来ました。

こんなお葬式は見たことがないとも言われました。

そんな父は、仁に厚い 「仁厚院○○○」と父らしい戒名をつけて頂きました。

我が家には、「医は仁術なり」の額がかけられていて、

小さい頃から、仁の字はなじみ深いものでもありました。

「仁」の字が入った生薬、「桃仁」を店名にしたのは、

父のように 患者さん、その人をしっかり見ていきたい。という想いからでした。

父が亡くなった日も、今日のように暑い暑い日でした。

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長年、細菌、ウイルスと戦ってきた東洋医学

世界各地のお茶を片手に、世界中を旅する気分で、ブログを書いています。

今日は5日目。

選んだお茶は、緑茶にベリーを加えた日本のお茶です。

パッケージには、TOKIOと書いてあります。

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東京、そう、東京オリンピック!先程、閉会式が終わりました。

いろいろありましたね。

コロナ感染で、延期になり、ギリギリまで、本当に開催するのだろうかと 多くの方が心配したり、疑問に思ったり・・・

感染者数は、残念ながら増えてしまいましたが、選手の方々が日本を代表して、本当に頑張ってくださいました。

選手の皆さま、関係者の皆さま、そして、医療従事者の皆さま、

ありがとうございました。お疲れさまでした。

今日は、コロナウイルスについて、東洋医学の物差しで見たら・・・

ということを書いてみたいと思います。

大昔から、人類は、細菌やウイルスと戦ってきました。

過去にも、様々な感染症がありました。

その歴史を遡ってみてみますと、人類は、ワクチン接種者や、治療を受けた者だけが、生き残ってきたのではないことがわかります。
 (*ワクチン接種を否定しているわけではありません)

ウイルスに接触し、重症化する人、しない人がいるのは、

やはり、個々の身体に答えがあるのでしょう。

ワクチンは、獲得免疫の考えですが、

私たちの身体は、獲得免疫だけでなく、自然免疫の力も備えています。

感染したとしても、自然免疫の力で身体を守ってくれるのです。

また、粘膜免疫がしっかりしていれば、感染することもないのです。

免疫のお話は、長くなりますので、またの機会にしますね。

東洋医学には「虛に乗じて邪が入る」という言葉があります。

身体が弱ければ、邪(細菌、ウイルスなど)が、身体の中に入ってしまいます。
  (*邪は、細菌やウイルスだけではありませんが…)

邪に負けない身体作り、免疫力と言っても良いと思います。

では、免疫力を高めるにはどうすべきなのか?

それには、腸内環境が大きく関わっていることは医学的にも証明されています。

それを考えますと、やはり食事は大きなポイントになりますね。

身体に必要な食事とは何か?では実際どうすべきなのか?、と問われたら

添加物の多い食事、微生物の力が生かされていない食事、生命のない食事、季節のない食事・・・

それらを見直ししていくことが大切になってくるのではないでしょうか?


東洋医学は、人間は自然の一部であり、身体の中にも自然があると考えます。

季節の野菜や魚介類、そして、微生物の力を生かした発酵食品を利用していくことの意義が見えてきます。

また、動物から命をいただくことに感謝し、その命を生かしていきたいものですね。

ウイルスを避けるだけではなく、ウイルスに負けない身体作りを

この機会にもう一度考えてみませんか?


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立秋、夏のダメージを受けた身体のお手入れを

世界各国のお茶を飲みながら、世界を旅している気分で、ブログを更新していく4日目です。

4日目は、イギリス、テッドベリーを訪れます。イギリス屈指の紅葉の名所、国立森林公園の紅葉は見事だそうです。

パッケージが、紅葉やイチョウで秋を感じさせますね。お茶は、アールグレーです。
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さて、今日は立秋。

暑い暑いと思っていても、暦は、もう秋なんですね。

暦の上では、今日から立冬までが、秋になります。

秋を感じるものって・・・あっ、ここ2,3日、トンボが飛んでいるのを目にしました。

先日、私の漢方の大先生、(お坊さんなんですが、)

暦の話をしている時に、申の頃から少しづつ、陰が産まれてくる・・・と言っていましたが、

これから、陰陽の陰が、少しづつ増えてきますね。

私たちの身体と自然の動きは、リンクしています。

夏のダメージを受けた身体のメンテナンスもしっかり始めましょう。

夏は、暑さ、冷飲食、クーラーで身体を冷やし、胃腸が冷えて水浸しになっている人も多いです。

また、暑さでぐっすり眠れなかったり、遊びすぎたり・・・・

汗と共に失われた津液、津液が失われると血までも、使われます。

お肌がカサカサ、しわしわ、髪の毛に張りや艶が無くなったり、いっきに老けた~なんてならないように

夏の疲れは、早い対処が肝心ですね。
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シルクロードを渡ったスパイスに想いをはせて


世界各地のお茶を飲みながら、ブログを更新していく3日目です。

今日は、スリランカのセイロン紅茶、マータレー。

マータレーは、スパイスの産地で知られる小さな町だそう
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ターメリック色のパッケージに描かれているイラストは、ナツメグ、クローブ、カルダモン、シナモン、スターアニスなど。

実は、漢方薬の中にもいろいろなスパイスが入っています。

ナツメグは、甘い刺激性の香りが肉料理に使われたりしますね。ハンバーグに入れている方が多いかもしれませんね。

から使われているとも言われます。漢方薬では、肉荳寇(ニクズク)と言われ、胃腸を温めて下痢などを治す芳香性健医薬で、

太田胃散やパンシロンなどにも入っています。

クローブは、歯医者さんの匂いとも言われる独特な香りです。この香りは、オイゲノールという精油成分です。

オイゲノールには、抗炎症、殺菌、鎮痛、局所麻酔作用があり、歯科医院でも使われています。

漢方薬では、芳香性健医薬、開鬱、鎮吐、鎮静薬として使われます。

カルダモンは、香りの王様とかスパイスの女王と呼ばれるほど、古くからある有名なスパイスです。

漢方薬としては、白豆寇(ビャクズク)と言われ、消化器の不調改善、駆風薬、咳痰を抑える効能があります。

シナモンは、あの独特な香りで、シナモンスティック、シナモンティー、シナモンロールなどおなじみですね。

漢方薬では、桂枝茯苓丸、桂枝湯など聞いたことがあると思いますが、桂枝で、発汗、消炎作用などがあります。

スターアニスは、形が星みたいでかわいいですよね。漢方薬では、八角と呼ばれ、お腹を温め、冷えによるお腹の痛みを取ります。

インフルエンザの治療薬タミフルは、八角が原料になったと言われます。

ハーブ、スパイス、漢方薬がラクダの背中に乗せられ、シルクロードを渡ったという話に心惹かれ、

その光景を想像して、ワクワクしていたことを思い出しました。

今日の夕食は、スパイスたっぷりのカレーにしようと思います。





牛黄の力

世界のお茶を飲みながら、ブログを書いています。

今日は、インドのアッサム紅茶です。

ミルクにも合う、豊かなコクと甘みのお茶と書いてありますが、ストレートで楽しみました。

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2日目のブログは、動物生薬 牛黄について書いていきます。

牛黄は、5年ほど前の夏の終わりに 脳梗塞で救急搬送され、半身不随になってしまわれた方に使った忘れられない思い出があります。

詳しいお話は、ここには書きませんが、この方は、牛黄製剤で半身不随も回復され、

その後、マラソン大会に何度も出場し、好タイムで頑張っています。

お医者さんたちには、とても驚かれているようです。

牛黄は、牛の胆のうにできた胆石(結石)で、1000頭に1頭とも言われ、希少性と素晴らしい薬効から

金よりも高価な生薬とも言われます。実際、高いですsweat01sweat01

薬物書の古典『神農本草経』には、命を養う薬と書かれています。

無病息災のお守りの護符の文字は、牛黄を入れた墨によって書かれます。

無病息災の願いを込め、また人間を災いから守ると言われる牛黄。

水戸黄門の印籠の中にも、牛黄が入っていたと言われています。

牛黄の薬効として、

「驚癇寒熱、熱盛狂痙」と神農本草経には書いてあります。

訳すると、驚いて卒倒した者や高熱で痙攣を起こした者、精神異常をきたした者に効く。という意味です。

漢の時代の漢方書には、

子どものあらゆる病気、口も開けないほどの高熱、大人の精神錯など幅広い症状に使え、

長期に渡って服用すれば、寿命を延ばし、物忘れしなくなる。と記されてます。

中医学書を読むと、芳香開竅薬に分類されており、

主な効能として、開竅豁痰、清熱解毒が挙げられ、

高熱や熱病による意識障害、炎症や痙攣、特に脳梗塞などの脳血管障害による意識障害に用いられます。

牛黄の末梢の赤血球数を増価させる働きや、抗酸化作用によると考えられています。

牛黄の薬理作用として

肝臓保護作用、解熱作用、赤血球新生促進作用、血圧降下作用、抗酸化作用、

抗炎症作用、抗ウイルス作用、強心作用、利胆作用、末梢神経障害改善作用、鎮痙作用、鎮静作用

我が家の愛犬が、雷に驚き興奮している時に、牛黄の鎮静作用を期待して使ったこともありました。

わんわん吠えて泣き止まなかった愛犬が静かに寝てくれたことを思い出しました。

我が家は、出かける時には、牛黄製剤がカバンの中に入っています。

漢方の救急薬としても、安全な優れた薬です。
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*妊婦さんにはお勧めしません。お使いの時は、漢方薬剤師にご相談ください。
*参考文献 救心製薬小冊子牛黄 



夏の漢方薬で身体を守る

30種類の世界各地のお茶を詰め合わせた「THE BOOK OF TEA」を楽しんでいます。



世界各国のお茶を味わい、その国の風景や音を連想しながら、漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログを書いていこうと思います。

旅のはじまりは、南インド ニルギリの紅茶のブロークンタイプのブレンドです。

旅のはじまりを連想するパッケージには、トランク、帽子、お気に入りのテディベアが描かれています。


      

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さて、今日のお話は、  夏の漢方薬で身体を守る です。

この暑さの中にいると 身体はオーバーヒート状態になります。

また、冷飲食物やクーラーによる冷えから起こる胃腸障害、夏の細菌性胃腸炎などもあります。

疲れやすく、食欲がない、胃腸の調子が悪い、

頭痛、めまい、けいれん、悪心、血圧下降、失神など、いろいろな症状が現れます。

① 疲れやすかったり、息切れがする、汗が止まらないなどの熱中症の症状の時は、汗で失った体液を補い、元気の気を補う漢方薬などを使います。

② 熱中症も、意識障害、けいれん、高熱など、症状が激しくなると、動物生薬の牛黄、センソなどの漢方薬を使います。

③ 暑さに湿邪が加わり、微熱が続いたり、四肢がだるい、悪心嘔吐、下痢などの消化器症状を伴う感染症を起こすこともあります。
嘔吐、下痢を抑え、抗菌性の生薬配合の漢方薬を使います。

④ 冷たいものの食べ過ぎやクーラーによる冷えで、悪心嘔吐、下痢、四肢がだるいなどの症状を起こすときに使う漢方薬もあります。

この様に 夏の漢方薬は、便利に使えるものがいろいろあります。


【熱中症予防に使った例】

*暑い夏の日の犬の散歩後、愛犬と一緒に私も、失った体液を補い、汗と共に失った気を補うために服用した漢方薬があります。

生脈宝(生脈散に黄耆を追加)を500mlのペットボトルに2回分を溶かし、服用しました。

ぐったりしていた愛犬もあっという間に元気になったことがあります。

お年寄りや暑い中で働く方には、ペットボトルに溶かしてこまめに飲むことをお勧めしています。

疲労感もなく元気でいられると喜ばれています。

ドリンクタイプ50mlの 五苓黄解も 畑仕事、外での仕事、またスポーツ前などに服用してもらっています。

*暑い夏の日、自転車で漢方薬局 桃仁にいらした若い男性が、赤い顔で、息も荒く、座り込んでしまったことがありました。

その時、首やわきの下を冷やし、冷やしておいた五苓黄解をその場で服用してもらい、回復したことがありました。



暑さのため、血管から水分が出て、血液ドロドロ状態になると、心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高まります。

命の危険も出てきます。こんな時に使われる牛黄やセンソ製剤は、命を守る救急薬にもなります。

夏の漢方薬、気になる方は、ご相談ください。

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春は解毒の山菜が美味しい〜

昨日、道の駅で山菜の「うど」を見つけました。

独特な香りは、春を感じさせてくれます。

小さい頃、母の作る うどとわかめの酢味噌和え、あまり好きじゃなかったけど

今は、季節の恵みを美味しくいただいています。
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うどとセロリ、にんじん、カブを塩麹で1晩漬けていただきました。

美味しい〜 今の季節に合う食材を選びました。

春は、冬に溜め込んだ物をデトックスすることが必要と言われます。

山菜は、その力があり、あの苦味と香りは

身体の解毒をし、気を巡らす力があります。

春は、五臓の「肝」の負担も増えるので、

肝の働きを助けたり、肝の熱をさます食材で3品作りました。

https://youtu.be/uHH1Y4-jcDU

うど、セロリ、人参、かぶの塩麹漬け
うど、セロリ、人参、かぶのピクルス
うど、セロリ、人参のきんぴら

※ アレルギー体質の人は、アクの強い山菜は注意が必要です。
 薬膳は、その方の体質や症状によって違ってきますので、これは参考までに。
 

 


薬剤師 岡崎起久子




【資格】
◆(公財)日本薬剤師研修センター認定 漢方薬・生薬認定薬剤師
◆世界中医薬連合会認定 国際中医師
◆日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー
◆全国OE研究会認定 酵素断食アドバイザー
◆妊活食アドバイザー
◆かっさセラピスト
◆アロマセラピスト
◆薬膳コーディネーター
◆メディカルハーブコーディネーター



春近し

今日で2月もおしまい

そんな今日はとても暖かくて、ちょっとドライブ

遅いお昼を、山を見ながらのんびりいただいています。

今日は生野菜たっぷりのタコライスにしました。

サルサソースで味付けした豚ひき肉が野菜の下にたっぷり、チーズも美味しい

生野菜を頂きたくなる、うん、やっぱり春なのですね。

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発酵腸活食で痩せてきました

腸内環境(腸内細菌)が、「やせ」にも「肥満」にもなるということが

最先端の研究結果でわかっています。

「やせ菌」 「デブ菌」などと表現されたりもしますね。

やせ体質、デブ体質は、腸内細菌次第のようです。

いろいろな論文を読むと面白いですよ。

痩せたラットにデブラットの腸内細菌を入れると、急に太りだす。という論文も興味深かったです。

では、私も実験してみようと、

添加物を極力減らし、塩麹や究極の発酵食品を使い

腸内細菌が喜ぶご飯を作っています。

朝からしっかりいただきます。


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お昼も、浅漬けの漬物を刻んでサラダにして、

手作りのマフィンにクリームチーズ、食べたい物もいただきます。

一番変わったのは、ついつい手が伸びるスィーツを食べなくなりました。
  

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好きなパスタをいただく時は、浅漬けの漬物サラダをたっぷり。
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1日元気に過ごす為にも、朝はしっかりいただきます。

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仕事の合間に食べるお昼は、

わかめ、いんげん、鳥のささみ、野沢菜のパスタ、野菜スープ塩麹仕立て

5日間の結果は、マイナス1.2kg です。

食べたい物を食べて、マイナス1.2kg  これなら続けられそうです。

腸内環境を考える(免疫の暴走)

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春の兆しが感じられるようになりました。

いかがお過ごしでしょうか?

コロナウィルスもいくらか落ち着いてきているようですが、まだまだ油断は出来ませんね。

日本でも、医療逼迫など大変な状況があり、多くの医療者のご尽力には心からの感謝と敬意を評し、

今後も気を引き締めて with  コロナ の生活を工夫しながら過ごしていきたいと思います。

このコロナウィルス、世界中で蔓延してはいますが、世界と比べると日本は感染者数、

死者数は少ない方ではないかと感じます。

それを裏付けるような論文を最近チェックしています。

免疫という言葉はよく耳にすると思いますが、免疫の暴走が炎症やアレルギー、自己免疫疾患と関連

しているのはご存知ですか?
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先ず、免疫の司令塔でもあるT細胞について簡単にお話しします。

このT細胞、いくつかの顔を持っています。

先ず、免疫グロブリン産生を促進するヘルパーT細胞、そして免疫の行き過ぎを抑える制御性T細胞、そしてウイルスや腫瘍を攻撃するキラーT細胞などに分かれます。
(これ以外にも免疫と関係するB細胞、マクロファージなどもありますが。)

免疫の暴走を抑える制御性T細胞、この働きが鈍いと炎症やアレルギーなどを引き起こす要因になります。

是非、制御性T細胞にしっかり働いてもらいたいですね。

その制御性T細胞を活性化させるのに、腸内細菌が鍵を握っているようです。

食物繊維の多い食事を摂ることで、腸内細菌の働きが活性化し、腸内細菌が作るクロストリジウム目の特に酪酸が、制御性T細胞を増やしているということが確認されています。

日本人は元々、食物繊維の多い食事を摂っていました。最近は欧米化で食生活も変わってはきていますが長年培ってきた日本食こそ、腸内細菌を活性化し、腸内環境を整えていたのではないかと思います。

それにより制御性T細胞の働きも良かったのではないかと推定されます。

コロナウィルスの感染者、死者数が世界と比べて少ないのも、関係しているのではないかと思います。












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