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漢方薬局 桃仁

0285-40-5030

営業時間
11:00〜19:00
(電話相談は12:00〜)

定休日
日・月・祝日(盆・正月休み有)

〒329-0433
栃木県下野市緑3-18-1

JR宇都宮線 湘南新宿ライン 自治医大駅下車、東口より徒歩8分
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漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ 7ページ目

先を見ている漢方相談

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10日前に 若いかわいらしいお嬢さんの漢方相談を受けました。

色が白く華奢な感じの 静かな口調のかわいらしい方です。

漢方カルテを記入していただき、お話を伺いました。

彼女の主訴は、気持ちの落ち込みでしたので、気持ちを明るくして元気を出してあげようと思いました。

私は、その方が お店に入っていらした時から、

「脾が弱そうね~」と思いながら、様子を観察していました。

今回は、気持ちの落ち込みを良くしますから・・・と2種類の漢方薬をお勧めしました。

今日、2回目の来店です。

落ちこんでいた気持が明るくなって調子が良いと、喜んで頂きました。

「漢方薬を服用してから、食後、いつもお腹が痛くなっていたのが、一度もなかった」と

一緒にいらしたお母様が驚いたようにおっしゃるので、

「前回いらした時に、それは感じていましたので 消化器(脾)を元気にする漢方薬もお渡ししていましたので・・・」とお答えしました。

ちょっと驚いていましたが、漢方相談では、全身を見ています。

相談時間が長いのも、その方の全身を観察する時間が必要だからです。

東洋医学では脾は、消化器系の作用があり、食べ物を消化・吸収して気や血を作ります。

気は元気の『気』でもあるので、落ち込みの改善にもなります。

漢方薬服用で、気持が明るくなり、胃腸系も元気になってくれたということですね。


年だから・・・?年だからこそ・・・

『もう年なので・・』とおっしゃる方が多いのですが、

『年だから、できること・・・』を考えています。

年を重ねたからこそできることってありますよね。

私は、50代後半、これから向かう還暦に、振袖を着たいと思っています。

更年期の相談でいらっしゃる方にも、そんな話をして、

これからは、楽しみましょう~、何かしたいことはありますか?と聞くことがあります。

還暦に振袖の話をすると、皆さん、ちょっと驚かれますがcoldsweats01

確かに振袖は、未婚女性の礼装で、既婚女性は、着てはいけないと言われます。

でも、ある程度年齢を重ね、そのマナーを知りつつも、

自分の価値観で 振袖を選択することはできると思っています。

先日、小・中・高校と一緒だった友人と盛り上がり、還暦に振袖を着ようということになりました。

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彼女は、着物の世界では有名人の高橋和江さんです。

着物の敷居を低くするために 満点スリップを始め、着物の楽しさを広めている方です。

悉皆屋の女将として、着物のお手入れ本や リサイクル着物の選び方の本などの著者としても注目の方です。

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漢方薬局 桃仁のプロジェクト 「The  Kanpou Reborn」のモデルの一人になってね。と先日お会いした時にお願いしてきました。

母の脳の活性化・・・手仕事

今年も お盆を気仙沼の実家で、過ごしてきました。

東日本大震災で、大きな被害を受けた気仙沼は、大きく変わりましたが、

人々の立ち直るエネルギーや 自然の美しさ、美味しい食事に癒された 夏休みになりました。

今回は、母とゆっくり過ごしたいと思っての帰省でした。
私の母も、今年秋には89歳になります。

手先が器用で、お料理も手仕事も得意で、
美味しい食事や、手作りの洋服、また、生活の工夫など、いつもお手本にしたいような母でしたが、

最近は、お料理のレパートリーも減り、手仕事などはしなくなっていました。

以前のように 刺繍などもやってみたら?と何度薦めても、
『もうできなくなった・・・年だから』と断ることが多く、私も、「もうできないのかしら?」と思っていました。

今年の母の日にプレゼントした 刺繍のセットも手つかずのままだったので、
今回、かなり強引に 『この図案の通りに 刺してみて。』と針に糸を通して渡しました。

『え~』と初めは戸惑っていましたが、手を動かすと昔の感覚が戻ってきたのか、

次々と図案に沿って、手を動かしていきます。

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説明書を見ながら、刺繍糸を選び、刺繍パターンを確認しながら、刺していきます。

あっという間に、一つのパターンを終え、それを眺めながら満足そうでした。

母は、小さい頃から器用で、何をやらせても良くできていたので、
そのプライドが邪魔して、年を取って器用にできないぐらいならやらない方が良い。と思っていたのでしょう。

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この刺繍は、昔の母の手の込んだ作品と比べることはできませんが、
図案通りに正しく刺されています。

母は、もう刺繍はできないと思っていたに違いありません。

しかし、母の予想以上に、手は動き、作品が仕上がっていくので、自信も付き楽しかったようです。

その後も、コツコツと手を動かしていました。

驚いたことに、何年か前の母に戻ったように、他のことに関しても反応が早く、
脳が活性されたように思います。

手を動かすことで、脳にも刺激になります。

そして、一番大切なことは、楽しい!! と思うことです。

いつまでも、元気でいてもらうように、母の好きな手仕事を いろいろ見つけて
脳を活性化させておこうと思った 夏休みでした。


赤ちゃんの気持ちで考える・・・子宝相談から

DSC_4197.JPG桃仁の子宝相談に長いこと通ってくださる方がいます。

とても仲の良いご夫妻で、よくお二人でお見えになり、今まで色々なお話をさせて頂きました。

そして、不妊治療の年月を一緒に過ごしてきたように、勝手に思っています。

開局当時は、子宝相談が今よりずっと少なかったのですが、不妊治療で苦労されている方を見るたびに

どうにかお役に立ちたいと、不妊カウンセリング学会の不妊カウンセラー養成講座に通い、
不妊カウンセラーの試験を受けて資格を取得したり、

東洋医学の面からではなく、西洋医学の今の不妊治療についても勉強を続け、
不妊治療についてのセミナーや学会に参加し、専門の方の話も聞き、本を読み、日々勉強を続けています。

そして、私の学んだことが、私を信頼して長く通ってくださるこのご夫妻のお役にたいたい。
どうか、赤ちゃんを授けて欲しい・・・

ご夫妻の不妊治療を思いかえすと、気持ちの揺れ動き、流した涙、そして過ごした日々、
いろいろな想いがあります。

今日もゆっくり、お話をさせて頂きました。

「やれる事は、すべてやってきたので、今は、赤ちゃんの立場から考えて、何をしていこうかと思っています。

どんなパパとママの所に赤ちゃんは来たいか・・・と考えています。

散らかっている所よりも、きれいな片付いた所に来たいでしょうから、毎日、掃除をして、片付けるようにしています。

これ以上、若くはなれないけど、少しでも自分に磨きをかけて若々しくいるようにしています。

食べるものも、本当に良い物をと考えて選んでいます。」


というようなことを語ってくれました。

「赤ちゃんが欲しい!!」このことで、いっぱいになりがちな不妊治療ですが、

「どんなパパとママの所に、赤ちゃんが来たいと思うか・・・を考えて生活するようにしている。」

と語った彼女のはにかんだような顔は、とても穏やかで美しかったです。









漢方薬服用を止めてわかる身体の変化

2年ほど前に 更年期の症状でご相談を受けた方です。
ホットフラッシュ、めまい、全身の汗、胸の苦しさなどを訴え、
病院では、自律神経失調症言われたそうです。

胃腸の弱さもありましたので、胃腸のことも考え、気持ちを安定させる漢方薬と
更年期症状を和らげるような漢方薬を出しました。

初めは、15日分の漢方薬をお渡ししたところ、
次の来店時には、朝の汗がなく、気持ちも安定し、すごく調子が良いと喜ばれました。

旅行の予定もあり、すぐにお腹をこわし、旅行先で楽しめないと言われてましたが、
2種類の漢方薬で、旅行中も元気で、周りから、元気になったと言われたと
声を弾ませて報告してくれたのを覚えています。

その後、体調も良く、漢方薬は1種類の身体を守る漢方薬だけにしました。
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約2年間、4か月に1度ほどの来店で、漢方薬を購入され、
体調を維持されていました。

今回、いつもの漢方薬が無くなったのに 忙しくて服用しなかったら、
飛蚊症が酷くなり、それ以外にも目の見え方が悪く、
眼科を受診しても異常はないと、老化のせいと言われたそうです。
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服用していただいていた漢方薬は、アンチエイジングにピッタリの漢方薬です。

老化に伴って弱くなる腎を補腎し、目に関係すると言われる肝にも良いものです。

漢方薬の服用を止めて、漢方薬がいかに身体を守っていてくれたのかが分かった。
とおっしゃっていました。

漢方薬にも短期間の服用の物から、長期服用することによって、身体を守り、長生きできる。
と言われるものまで、様々です。

漢方薬は、思った以上に身体を守っているということですね。






犬の脱ステロイド漢方治療5か月

金属アレルギーのある犬の脱ステロイド漢方治療をした報告です。

皮膚の弱い犬で、長い間、ステロイド治療をされていました。

金属アレルギーで、首輪についている金属に反応し、
酷い時は、下の写真のように金属に触れているところが、赤く腫れ上がり血もにじんでいました。

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(2018年2月4日撮影 首輪を外した首周りの写真です)

ステロイドを止め、漢方薬2種類を服用させ、4日後の写真が下の写真です。

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 (2018年2月7日撮影 赤くはれていた皮膚が、赤みが引いて毛が抜けた状態です)

その後は、2種類の漢方薬を服用しながら、様子を見ていました。
痒みは強いらしく、掻き毟ってしまうので、洋服を着せて、掻き毟りを予防していました。
赤く腫れ上がっていた皮膚は、乾燥していましたが、毛が抜けている状態でした。

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《2018年6月14日撮影)

痒みが酷く、身体に熱を持っているようなので、清熱の漢方薬を使い、痒みを抑えていましたが、
やはり掻いてしまうので洋服を着せていました。


7月になり、脱ステロイド漢方治療をしている先生から、
ドックフードに大高酵素をかけて、3日間ほど熟成させてから食べさせると良いと教えてもらい、
早速実践したところ、服用1週間ほどで毛が生えそろって、
洋服を着せていなくても掻き毟らなくなりました。

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(2018年7月18日撮影)

腸内環境を整えたことで、回復が早まったようです。


ヒルに血を吸わせる

外痔核で悩まれている方の相談を受けています。
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もう10年も苦しんでいるのだとか・・・
手術したこともあるそうですが、それで完治はしなかったようです。

漢方薬局での対処法は、まず身体の状態を聞きます。

原因や症状、生活習慣、冷えかのぼせか、胃腸の調子は、出血は、痛みは、今までの治療は・・・・
それによって、使う漢方薬は違うのです。

今回の相談は、外痔核でした。
痛くて、出血もあり、辛いとのことです。
便秘もあるので、そのために、直腸部の静脈血の循環が良くなく、うっ血を生じているのでしょう。
問診でわかったことは、血の熱のため、血滞を起こし、血液循環が悪くなっていること、また、冷えのぼせも起こしているようでした。

出血も気になりましたので、血の巡りも良くし、止血作用のある田七人参も使ってみましょう。

「以前、ヒルを捕まえてきて、外痔核にヒルを付けて、血を吸わせたら、ぽろっと取れたんだけどね~」とおっしゃっていましたが、
「ヒルじゃなく漢方薬でやってみましょう」と お薬を渡しました。

余談ですが、ヒルは、漢方薬にも使われます。
水蛭(スイテツ)といい、破血逐瘀の効能があります。
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暑い夏は、バランス良い食事で

今日も、35度を超える暑い日になりそうですね。

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今朝は、鶏肉と5種のビーンズのリゾット、ミニトマトとイタリアンパセリ、紫蘇のオムレツ、庭のベビーリーフサラダ塩麹です。
しっかり食べて、元気に過ごします。

今朝、NHKのあさイチで、熱中症にならないために、水分補給をしたのに
脱水症状を起こした話を放送していました。

朝の忙しさの中で、ちらちら見ていただけですが、
要約すると、熱中症にならないように麦茶をがぶがぶ飲んでいたのに、
熱中症になってしまった!と言う話でした。

いつもは、部活に行く息子に 経口補水液(ポカリスエットやオーエスワン etc)を持たせていたそうですが、
その日は、経口補水液を切らしていたので、息子に麦茶を渡したそうです。

汗は、99%が水分ですが、残り1パーセントにミネラルが含まれています。

今回のあさイチでは、Naが失われて、そこにガブガブ麦茶を飲んだことによって、
Na濃度が薄くなり、そのバランスを取ろうと体が反応し、水分が余計に出てしまったと説明していました。

買い置きの 経口補水液が無くても、自分で作れます!と紹介していました。

作り方 水1L 砂糖40g 塩3g を混ぜるだけです。

私のお勧め 経口補水液は、

ビタミン、ミネラル、ブドウ糖、果糖、オリゴ糖、etc含有の大高酵素 + 塩 +水

最近は、梅酵素 + ぬか漬けで 身体を守っています。

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東の魔女の庭づくり進行中です。

漢方薬局 桃仁の東側に作っている 「東の魔女の庭」、頼もしい協力者のお陰で、
ナチュラルガーデンの雰囲気で進んでいます。

初めは、何本かの木と雑草に覆われていました。

2階の屋根を超えて伸びているビワの木は、この庭のシンボルツリーにして、

邪魔な雑草を抜いて、草花、ハーブを植え、ばらを植えていきます。

雑草も程よいバランスで共存してもらい、ナチュラルなガーデンに仕上げようと思います。

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上2枚が、庭づくり前の写真です。

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少しづつですが、進んでいます。

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早起きをして、ガーデニングを楽しんでいます。

東の魔女の庭づくりが始まりました

春になると 外にいる時間が多くなります。

漢方薬局 桃仁は、ばらの咲く漢方薬局で、お店の前のガゼボと壁際にばらの鉢を置いています。

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桃仁の東側で4月から、東の魔女のお庭 「東の魔女ガーデン」を作り始めました。

元々植えてある木はそのままに ばらを移植し、ハーブや宿根草、球根、花々を植え、ガーデニングスタートです。

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雑草を全て抜いて作り上げた庭より、野原のようなナチュラルなお庭にする予定です。

植物の力を借りて、漢方相談に来てくださる方にも、植物のパワーをお分けしたいと思っています。

漢方薬局 桃仁は、薬草使い株式会社の1部門ですが、

薬草使い株式会社の目指すものは、フィトセラピー(フィトPhyto 植物、セラピーTherapy療法)

植物の力で心も身体も 元気になって欲しいから、東の魔女の庭から花々を桃仁に飾り

ちょっとほっとした気分になってもらいたい・・・・そんなことを考えています。

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今日の 東の魔女ガーデンからの花々です。



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